泉福寺のシダレザクラ 常陸太田市
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泉福寺は,里美地区で唯一住職がいる寺院。貞保元(1684)年に廃寺であった松安寺の跡地に日立市小木津より引寺されました。
このシダレザクラはその際に植樹されたものと考えられており,茨城県の天然記念物に指定されています。その推定樹齢は300年,根回り4メートル,目通幹囲3.5メートル,高さ20メートルと,茨城県内でも有数の樹勢を誇る巨木として,古くから多くの観光客の目を楽しませてきました。
通常,シダレザクラと聞くと,傘のような樹形を思い浮かべるものですが,このシダレザクラは途中から二股に分かれており,あたかも丁寧に手を掛けた盆栽のように,どの角度から見ても美しい樹形を目にすることができます。
なお,枝先から主幹にかけて空洞ができてしまったことから,平成8(1996)年に樹勢回復のための外科手術が施されています。(常陸太田市 公式HPより)
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